スイッチでAlexa定型アクションを起動~工作編~

ダイソーのテンキーで定型アクションを起動することはできました。
注文したラズベリーパイゼロ2も到着しました。モバイル機器にできないかと思案したところ、キャン★ドゥのスマホ充電器(税込550円)を使うことを思いつきました。ラズパイゼロ2に繋げたところ、問題なく動きます。

良い箱がないかと物色したところ、キャン★ドゥに丁度良い木箱がありました。

テンキーがピタリと入ります。

木箱にゼロ2の基盤を押し付け、ネジ穴をペンでなぞり、プロクソンのテーブルドリルで2.5mmの穴をあけました。

ゼロ2をネジで止めます。

テンキーはUSB-Aとmicro-Bへの変換コネクタ経由でゼロ2に接続しているのですが、ケーブルが長すぎ、コネクタが邪魔すぎるので切ってしまいました。

テンキー側は赤黒白青、変換ケーブル側は赤黒白緑です。赤-赤、黒-黒、白-白、青-緑と繋げれば良いのかなと、試しに繋いでみましたが動きません。テンキーのLEDすら点きません。他の組み合わせの接続も試してみたのですが、うまくいきませんでした。
最後に思いついたのは、切り取ってしまったコネクタ同士を繋いで導通を測る、でした。

赤-黒、黒-緑、白-赤、青-白を繋げばよいことがわかりました。
変換コネクタの方が普通の色の使い方をしていないです。
テスト後はんだ付けして動作確認しましたが、うまく動きません。調べたところ、キャン★ドゥのSDカードが壊れていることがわかりました。不良品と言うより、接続を試しているときにショートさせてしまい、それが原因で壊してしまった感じがします。
Amazon最安値32GBのものに交換して再セットアップし、動作確認しました。

テンキーで箱の蓋をして使おうということで、テンキーと電池のがたつき防止のために、紙粘土を使うことにしました。これもキャン★ドゥで購入。

ピンク色のケーブルは充電用です。

テンキー裏の針金状のスタンドは電気的に危なそうなので外しました。

テンキーを上に乗せると意外とイイ感じです。

輪ゴムでテンキーを押さえて完成です。

やっつけ感が凄いですが、運用にいろいろ懸念事項があるので当面これで使ってみます。

懸念事項
・電源スイッチはあった方がいいのでは?⇒必要。
・電池の持ち、充電間隔など⇒24時間くらいしか持たない。充電時間は6時間ほど。
・蓋開けが必要となる頻度⇒充電中はバッテリのインジケーターが見たい。

(2022/8/8追記)
電源をブチっと切るとSDカードが壊れて起動できなくなる可能性があることがわかりました。
LegacyのBuster版では対策されているようですが、Bullseye版でもそれらしいメニューがあるのでSDを書き込み禁止にし、一応の電源ぶつ切り対策をしてみました。

あらかじめ、/home/pi/にあるtoken.txtを削除します。
sudo raspi-config⏎
[Performance Option]-[Overlay File System]を選択し、Would you like the overlay file system to be enabled?をにします。
再起動すると、SDは書き込み禁止になっています。
token.txtは作成されますがRAM上にあり、再起動すると元のファイルがない状態に戻っています。